Apple Fall Juicy Food Autumn  - mploscar / Pixabay

今日の言葉

001~035は、こちらのアーカイブをご覧ください。

044 一歩退く

うまくいった時こそ、
一歩退くことを考えよう。

あまり上りつめると、
降りられなくなる可能性があるがあるからだ。
(言志録 44得意時候)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(好調時にはどこまでも行ける気がしてしまうものだ。失敗するまで突き進むと、それまでの成果も失いかねない)
◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆

043 いまここにある間違い

過去に起きた間違いを、後悔する人はいるけれど、

いまここで起きている間違いを、
改める人は少ない。
(言志録 43悔昨非者有之)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(惰性でいかずに、しっかり現実を見てダメなものは改めよう)
◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆

042 自分の価値

自分の能力や、置かれた立場を知ることで、
自分にどのぐらいの価値があるのかを知ろう。
(言志録 42分知)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(現在の価値を知るところから、今後の成長に必要なものが見えてくる)
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041 ひきしめる

お金持ちになるとか、出世して偉くなると、
季節で言えば春とか夏の気分だ。
心はのんびりと落ち着くだろう。

貧しいとき、地位が低いときは、
秋や冬のようだ。
心にゆとりはなく、ひきしまっている。

春のウキウキや夏ののんびり気分では、
志も適当になってしまうに違いない。
厳しい秋や冬にこそ、
志がしっかりと固まるのだ。
(言志録 41富貴)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(厳しさの中で固まった志を忘れてはいけない)
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040 好き嫌い

好きだ嫌いだ、
といった気持ちが先になってしまうと、
その人の品性や価値観を、
見誤ってしまうことがある。
(言志録 40愛悪念頭)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(気持ちも大切だけど客観性も大事)
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039 初めて会うとき

初めて会った時に相手をよく観察しよう。
そしてそのときに判断してみよう。
相手が賢い人かどうかは、ほとんど間違いなく、初めて会ったときにわかるからだ。
(言志録 39人之賢否)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(人との出会いは、初回こそが大事。そのときに真剣に向き合うことだ。)
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038 言葉と態度

心は、
言葉と態度に、はっきりとあられる。

言葉をよく聞いて、
態度を見ていれば、
その人が賢明か、そうじゃないのかわかる。
隠すことなんてできない。
(言志録 38心之所形)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(話す時の言葉や態度は誤魔化せない)
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037 批判できる人

人の考えや意見を受け止められる人になろう。
それから、はじめて人を批判できる。

そういう人からの言葉なら、
それが批判であっても多くの人が受け入れるはずだ。

人の考えや意見を聞かない人が、
誰かを批判したところで無意味だ。

そういう人からの批判は、
誰も聞かないから。
(言志録 37能容人者)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(批判とは異論を受け止めたのちに、できることなのだ)
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036 とにかく聞こう

人の言葉は、とにかく聞こう。
それから判断しよう。

拒絶してはいけない。
惑わされてもいけない。
(言志録 36人言)

◆◇ ◆◇ 訳者の蛇足 ◆◇ ◆◇

(まず聞く姿勢が大切。自分の考えはあとからでいい)
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 佐藤一斎および「言志四録」については、こちらをご参照ください

 ふわっと口語で愉しむ『言志四録』は、こちらにアーカイブされていきます。

【ご注意】勝手に現代口語に訳すというか、かなり著者なりの言葉になっていますので、ご興味を持たれたら原典にも触れてみてください。

参考:講談社学術文庫 川上正光訳、岩波書店 日本思想体系46「佐藤一斎 大塩中斎」(1980年5月23日第1刷)

著者は現在、M&Aオンラインで連載中です「M&Aに効く『言志四録』」
こちらは連載が完結しています。「M&Aに効く論語」

 

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ますもと・てつろう

投稿者プロフィール

「かきっと!」の編集長です。記事もいろいろ書いています。

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